手拭いを冠る

手を拭くだけが手拭いの用途ではございません。衣服の一つとして冠るなどしても用いられておりまして、そのかぶり方は沢山ございます。

日本古来から行われてきた手ぬぐいの巻き方について知って頂き、オリジナルでデザインした一枚を活用して頂けたらと思います。

手ぬぐいでハチマキ

柄などを印刷して製作した手ぬぐいなら、クルクルと巻いたり、4つ折りにして細くした「鉢巻」も似合います。

【ねじり鉢巻き】

多くのお客様が少なからずテレビドラマ等で見た事があるであろうと思われる、手ぬぐいをねじって帯上にしたものを耳の前、額の横辺りで結んだ形の物で、気合を入れたりする場合等に用いられます。

【喧嘩鉢巻】

ねじり鉢巻きの結び目を前に持て来た形で、建築業の方々が使う結び方となります。

【くわがた鉢巻】

帯状にした手ぬぐいを頭の後ろで結び、余った両端部分を巻いてある鉢巻の下から上に出して処理する。出来上がった形状は二本のハサミを持ったクワガタの様に見える結び方であります。

手ぬぐいを冠る

鉢巻も冠る物の一つですが、帯状にせず頭に覆いかぶさるような形の使い方について限定して紹介しております。

【頬かぶり】

頭にかぶせた手ぬぐいの両端をあごの下まで持って来て結んで作成するかぶり方で、昔ながらの泥棒の恰好の際に、このかぶり方を応用して顔を隠した格好で用いられている事で知られています。

【米屋かぶり】

元々米屋さんが作業している際に糠が髪の毛に付かない様にとてぬぐいをかぶっていた際に使われていた方法で、今でもにゴミなどが付かないようにしたい場合等に活用出来るかと思います。

頭を覆う様にして端部分を頭後部で結んで制作します。是非格安な手拭いで挑戦してみてくださいませ。

【道中かぶり】

頭が入るサイズで輪を作るようにして丸め、上の部分の両端を折り畳んで三角形の形にして前に垂らして出来上がり。時代劇などが好きなお客様なら見た事があるはずの恰好で、名前の通り道中、旅の時に巻く方法。激安でプリントした手拭いを見せたい場合にご活用下さいませ。