手拭いを洗ってみる
てぬぐいを洗う時、その注意点としては、いきなり、他の物と一緒に洗わない事です。少なくとも2、3回目ぐらいは、手洗いで洗って下さい。と言うのも、一言で言えば色移りしてしまうからです。染料が流れ出てしまうからです。
その為、この流れ出る染料が確認で着なくなるまでは、お気を付けて手ぬぐいを洗って下さい。特にオリジナルで製作された物に関しては、折角、特注オーダーで作成した物ですから、長く使える様に、お洗濯をする事が大事です
次に、基本的に伝統的な手拭いは、切りっぱなしになっております。これは端を縫っておらず、当然、使用すると糸が解れてくる事を意味しますが、これは解れて正解の仕様なので、お洗濯を行えば、自然と糸が解れてきます。
しかし、ある程度の所まで解れますと、やがて、繊維が締め付けあう事で、自然な長さで程よく止まります。あとは解れ部分をハサミで切りそろえる事で、安心してお使い頂けます。これは、手拭いの味であり、風情であるとお考え下さい。
と言いますのも、てぬぐいは育てる綿製品であるからです。愛着を持って、使い続けて頂く事で、とても手に馴染みます。
色移りが気にならなくなり、解れが他の洗濯物に絡まるような心配が無くなりましたら、洗濯機に入れて洗っても大丈夫です。
なお、干す時の注意点としまして、なるべく直射日光を当てない事をオススメ致します。また、出来るだけ風通しの良い、日陰がベストですので、干す時にも気を使って頂けければと思います。
洗い方について
単に手洗いと言いましても、どうするのだ?って思われる方も多いと思います。これには、押し洗いと言う方法で解決して頂きたいと思います。押し洗いとは、手ぬぐいを文字通り押す様に洗う事で、生地に余計な負担を掛けず、汚れを落とす事を目的とした荒い方です。実際、やって見ると分かりますが、簡単に出来ます。
また、今まで触れてはいませんが、当然、お洗濯なのだから、洗剤を使うと思いますが、この洗剤には、中性をお使い下さい。
この中性洗剤も洗浄力こそアルカリ性の洗剤には負けますが、余計な傷を生地に付けない為、中性はオススメです。
オリジナルてぬぐいと洗う事
オリジナル手ぬぐいは、お客様の思い描かれたデザインが表現される物です。その為、洗う際にも十分に注意し、きちんと洗う事が大切だと言えます。やはり、ご自身が作成された物ともなりますと、出来るだけ長く使用し続けたいのは心情です。
その為、くれぐれも洗い方は上記にてオススメしている方法をご洗濯下さい。
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